前回の記事で乾電池1本でBLE通信とモーターの制御ができるようになりました。
いよいよプラレール本体に乗せて動かしてみたいと思います。
過去に試したArduinoでプラレールをうごかしてみる(ESP32版)はこちら
回路とコードは前回のまま変更はありません。
プラレール選定
左が新メカで右が旧メカ
プラレールの動力部分は2014年ごろから新メカに移行したようで、前輪付近にモーターを配置した単三電池1本の動力になっています。
旧メカは前輪部分の空間が広いので、単4電池2本が入ったり、基板も色々詰め込むことができそうです。
一方新メカはスペースが限られていますが、動力部分がはんだ付けされていないのでモーターの変更が容易で、新メカの車両同士であればガワの変更が可能になります。
せっかく電池1本で動くようにできたので、今回は新メカをベースにしてみます。
配線部分の改造
今回は車両に破壊的な変更をいれます。(そのために1番安かった車両にしました)
電池ボックスはそのまま利用したかったので、GND側の配線を切断して電源を入れただけでは動き出さないようにしました。
ダイオード用にモーターの前後に2本と、入力と出力用で2本の計4本の配線を繋げます。
配線を中央部分の突起があるところの穴から出したかったので、突起もニッパーで切断しました。
ブレッドボード接続
マイコンとモジュールは今回はブレッドボードのまま接続します。
電池が中に収まったので前回よりスッキリしました。
動作テスト
今回も太陽誘電のアプリで直接数値を入力します。
少し遅いものの問題なく動きました。低速もちゃんと動いているようです。
さいごに
次はいよいよ基板に載せ替えて、すべてを車両の中に収めてみたいと思います。