前回の記事では、新メカ構造のプラレールを単三電池1本でBLE制御により動作することを確認しました。
今度はブレッドボード上の回路を基板にはんだづけして、車両内に全ての部品を収めてみようと思います。
回路とコードは今回も変更ありません。
車体改造
ダイオードはモーターに直接接続し、モーターのプラス側とマイナス側、切り離し済みの電池のマイナス側にそれぞれリード線を取り付けます。
各リード線の反対側には基板と接続するためのピンソケットを取り付けます。
モーター部分のカバーからピンソケットが見えるようにピンバイスを使って穴を開けます。
基板組み込み
基板部分は車両内部に収まるように小型に整える必要があるため、カットして使える薄型ユニバーサル基板を使いました。
車体側の配線に対応する線にピンヘッダを取り付けます。
写真だとわかりにくいのですが、車体のネジ部分の凸にハマるように上の部分を切り取っています。
回路とコードはこちらの記事で作ったものです。
MOSFETを使って乾電池1本でモーターを制御してみる - なごるふ
AE-TYBLE16のおかげでBLEモジュール込みでもこのサイズに収まりました。
車体側のピンソケットに基板側のピンヘッダを差し込みます。
車両のガワの内側に突起のようなものが付いており、穴を開けた部分ギリギリまで干渉するため、ピンヘッダ側は前方に飛び出さないように曲がっているタイプを使うのがポイントです。
この突起部分がうまくはまらず、数回作り直しました。
結構ギリギリですが無事に車両のをはめ込むことができました。
動作テスト
今回も太陽誘電のテストアプリで動作確認します。
無事に動きました。速度変更も反映されています。
さいごに
ここまで1ヶ月半、試行錯誤を繰り返してついに車両側が完成しました。
今度は操作する側のアプリを作り直してみたいと思います。